ペットがいたらマンションの価値はどうなる?

2013-07-20

私は分譲マンションの管理会社に勤めており、知り合いの不動産会社さん等の依頼を受けて、マンションの査定・鑑定作業に立ち会うことが時々あるのですが、マンションの専有部分(各お部屋)の査定には皆さん熱心なのですが、共用設備や建築の状態、また今後の修繕の前提となる管理組合の修繕積立金等にあまり関心を持たれないという印象があります。

特に犬を飼っている方は部屋の汚れが気になるでしょうから、綺麗にしたりと熱心なのがうかがえます。

マンションは、戸建住宅とは異なり、各お部屋が1戸独立して存在している訳ではなく、一つの建物を共同で利用する居住形態の住まい方です。

従ってマンションの適正な維持管理、美観の向上に努めることは、翻って自宅の価値の維持・向上そのものに直結することになります。

仮にマンションの維持・管理のための修繕積立金が十分ではない場合、将来において急激に修繕積立金の金額が値上げされたり、場合によっては50万円~100万円といった一時金が臨時に徴収されることもあり、オーナーさんにとっては、かなりのリスクのある決断となりかねません。

マンションの査定を行い、売買を検討される場合は、仮にどちらの立場であっても、以上のような将来のリスクといったものに十分配慮し、慎重に検討を行うことが求められます。

犬を飼っているとどうしても汚れから部屋を重視してしまいがちですが、いろんなところに目をやるのが査定アップのポイントです。

もちろん部屋が綺麗だと内見に訪れた方にとっては印象がいいですから綺麗に越したことないですけどね。
犬がいたの?なーんて聞かれたらこっちのもんですね。